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≪5日目≫
今日も超快晴。ネコハーバーに到着。朝御飯を食べた後、早速8:45よりグループAから上陸開始。グループBはその間ゾディアッククルーズをする。グループAだったので、一足お先に、私の足は遂に南極大陸本土をしっかりと踏む。ここはまだ雪も氷も沢山。雪につつまれた大地にジェンツーペンギンが嬉しいほどわんさか。赤ちゃんペンギン達も大陸に入ったからか、まだ成長が遅い。時々巨大な音をたてて氷河が崩れ落ち、新たな氷山となって海を流れて行く。これが、良く騒がれている地球温暖化現象の1つ?大自然の半端でないスケールの大きさに感動する。
途中、岩の上でうつ伏せになって弱って立てなくなっているペンギンのヒナを発見するが、何もしてあげられない自分が悔しい。ヒナが怪我をしたり、弱ったりすると、親は見捨てて餌も与えなくなるそうだ。1年を越せるヒナは50%という。写真は撮らなかったが、上陸する度にペンギンやアザラシ等の死骸を沢山見た。厳しい世界を痛感する。
歩きにくい長靴で雪山をせっせと登った。ふと、下を見ると腐るほどのペンギンの数!!ここはかなり大きなジェンツーのルッカリーらしい。海辺ではお母さんペンギン達が御飯を求めて魚捕りに海をせっせと往復。ヨタヨタと海から戻って来る時は魚でお腹がポンポンに膨らんでいる。雪山の中腹には赤ちゃんペンギンが。ウン万と居る。赤ちゃん達は皆寄り添うようにしていて、外敵から身を守るらしい。グェェェと皆お母さんを求めて鳴く姿は幼稚園の様だった。感動的なのは魚を捕って戻って来た親も、お腹を空かせてピーピー鳴いてる子供もその凄まじい数の中からお互いぴたりと見付け合う点である。私には親も子も皆区別が付かないのだけど、やっぱり親子だなぁ。勿論、時々必死の形相で走り回って子供を探し回っているお母さんも居ましたけれどね(笑)
山の上からは、クルーズをしているゾディアックが1ミリ程の僅かな点で見える。ウシュアイアから乗って来た大型船だって大自然の中では本当にちっぽけ。それよりも大きな氷山が沢山あるのだから、人工物は無に等しい。私なんてホコリみたい(笑)雄大な景色に包まれていると日常の些細な悩みやゴタゴタなんてどうでもよく思える。私の人生観、更にいい加減になった一瞬。
ペンギンや絶景に夢中になっているうちに、あっという間に時間は過ぎ、ゾディアッククルーズは船に戻る時間ギリギリのショートクルーズとなった。氷山の上で熟睡しているアザラシを初めて見る。何とも言えない美しい真っ青な氷山。見えている所は僅か20%だそう。残りの80%は海の中。まさに氷山の一角。大きい。途中、鯨が姿を現した様だが、トロい私は見逃す。。皆が騒いだからか全く海面に出て来なくなった。鯨は驚きの息の長さ!1度中に潜ると30分以上海面に戻らないそうだ。時間オーバーとなり、諦めて船へ戻る。皆、かなり日焼けをしてきた。
ランチの後、午後は南極半島の自然港、パラダイスベイ。グループBからの上陸だったので私達はロングクルーズへ。余り可愛くない鳥が数羽。巨大氷山を遠目に見ながら強い日差しで快晴の中、穏やかな海をゆっくり走る。途中、小さ目の氷山の周りを1匹のオットセイ?がニョキっと首を出したり引っ込めたり。もぐら叩きの様な光景だった。ここでも、ちらほら、時々雪崩のように氷棚が崩れ落ちている。
いよいよ上陸。アルゼンチンの基地(赤い小さな小屋)がある。この裏手の小高い丘からの眺めは最高との事で、このかなりの高さをゼイゼィしながらせっせと登る。ここが世界で一番美しい自然港と呼ばれるそうだが、頂上に登ってみると綺麗には綺麗だが、さほど新しい感動は無し。。ペンギン達に感動し過ぎたかな??でも、その後、本やパンフレット等の同じ視線からの写真を見ると、いかに今日が特別に天気が良く、輝いた海が、いかに綺麗だったかが納得出来た。
クルーの説明では、その丘からの帰りは滑って帰っておいでと言われる。どうするのかと思えば、本当に皆そうするらしい。ズボンのお尻が破れてはいけないのでライフジャケットを逆さまにして腕の場所に足を突っ込むという、とんでもない格好で敷き、一気に滑り落ちる。これがジャケットのせいか、なかなかのスピード!先に降りた人々が、やれ、足をもっと上げてスピードを出せの大騒ぎをしている。南極で滑り台とは、全く期待していなかった。苦労して登っただけある、この長〜い滑り台、クセになりそう(笑)
その小屋の下に僅かながらジェンツーペンギン発見。親が海辺の小さな水たまりにヒナを突き落として泳ぎの特訓をしている。頑張れよ〜。ちゃんと大人になれよ〜!!ツアー最年長の80歳程のおばあさんに、結婚式を挙げたのはあなた?と聞かれる。は??と意味がのめなかったが、今登ったばかりのパラダイスベイの頂上で結婚式を挙げているカップルが居る模様。ふと見ると黒のゾディアックに白文字でJUST MARRIED!!と書かれ沢山のカラフルな風船が付いている。お先にいつものゾディアックで船に戻ると、船のデッキでは今夜のバーベキューパーティーの準備の為、不要になったイスやら色々な物を放り込んで火をおこしていた。白いテーブルとチェアが並べられていい感じ♪
結婚式を終えたらしくスペシャルゾディアックが戻って来た。どの人がそのカップルなのか分からない。それもその筈、2人とも60位の中年のおじさんとおばさんだった。1台のゾディアックの後ろに2列、また2列と並んで南極の海を走る姿はナカナカ良かった。こんな結婚式もオツだなぁ。
彼らのウェディングケーキも用意されシャンパンで乾杯!南極大陸上陸と結婚式を祝ってパーティー。今日で6大陸制覇!という人がかなり居た。南極にて完全制覇だなんて素敵ですねぇ。私の未踏の大陸はアフリカ大陸と、オーストラリア。制覇まではまだまだ・・・。
BBQはスペアリブにチキン、ビーフ、ポーク、サーモン、ツナ・・・etcと、とにかく凄まじい量!とっても美味しかったけれど、ここは南極。真夏とは言えどもPM7:00ともなると空は明るいが、あっと言う間に料理が冷める。焼き立てを受け取りイスに座るまで約10秒、これでも口に入る頃には冷蔵庫(笑)フォークとナイフを持つ手も段々感覚を失う・・・。1皿目は折角だし、頑張って外の景色を眺めながら澄んだ南極の風を楽しんだ。が、2皿目はギブアップ!!お料理を受け取ると即行ライブラリーで食べた。デッキでは踊り狂う人、食べては飲む人で、まだまだ溢れている。BGM用のラジカセがデッキの柱に吊るされ、そこからアイリッシュ音楽が流れる。なぜかDAIHATSUと書かれたラジカセ。ん??